動物倫理について学べる本(小説編)

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振り返り(動物倫理とは)

前回のブログでは「動物倫理」についての概要を把握できる本を紹介しました。
※前回ブログは下記からチェックしてください!

動物倫理について学べる本5冊 | 名言本商品ブログ (meigen-hon-shoukai.com)

さて、動物倫理とは人間固有のものだと従来されてきた権利を動物にも認めるべきであるということについて考える学問です。
最近ヴィーガンという言葉を聞く機会も増えてきましたが、小説を通して動物倫理について考えてみませんか?

動物倫理について学べる小説三選

1.菜食主義者 by ハン・ガン

面白さ
読みやすさ
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名言:「お肉の臭い。あなたの体からお肉の臭いがするわ」

日本でも知っている人の多い韓国生まれの作家ハン・ガンの作品です。
本作では韓国で最も権威のある文学賞、李箱文学賞を受賞しています。

主人公の妻はある日みた「夢」をきっかけに菜食主義者になります。
彼女の変化をきっかけに夫である主人公や、彼女の家族たちとの関係がこじれていきます。
自分に近い存在が菜食主義者に変わったらどのようにあなたは行動するでしょうか、、
ぜひ自分と重ね合わせながら読んでみてください!

2.ビジテリアン大祭 by 宮沢賢治

おもしろさ
読みやすさ

名言:「悔い改めます。許してください。私どももみんなビジテリアンになります。」

自身もベジタリアンであった宮沢賢治の作品です。
ビジテリアン大祭という祭りに主人公が参加すると、そこではベジタリアンとノンベジタリアンがお互いに動物を食べないことについて議論を始めます。その応酬のなかではベジタリアンに対する批判(例えば植物だって意識があるのだから食べられないだろう、とか植物しか食べなくなると世界の食物が底をついてしまう)に対して丁寧に反論しています。現在肉食をしている皆さんもこの本を読むとベジタリアンになる理由が納得できるかもしれませんね。

3.氷河鼠の毛皮 by宮沢賢治

おもしろさ
読みやすさ
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名言:「あまり無法なことはこれから気を付けるやうに云ふから今度はゆるして呉れ」

またしてもビジテリアンである宮沢賢治の作品。
本作は肉食主義ではなく、毛皮目的の動物乱獲に警鐘を鳴らす作品です。
小学生向けの絵本になっていることもあり、とても読みやすい作品です。肉食主義についての本は読み辛い人も本作なら読みやすいのではないでしょうか。

まとめ

今回は動物倫理について学べる文学作品を紹介しました。
私が今日調べたところまででは、動物倫理を真正面から取り扱っている文学作品は少なかったです、、
また新しい作品をみつけたら紹介しますので私のブログに注目してくださいね!!

また今回紹介した本は電子書籍でも読めますので下記リンクからチェックしてみてください!



みなさんもぜひ今回紹介した本を読んでみて、自身の当たり前を問い直してみませんか?

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